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連結決算で減益発表・・・アイドママーケティングコミュニケーション

2020.07.01

本業は堅調だが、減益決算

各社の決算発表もなされてきていますね。

そんな中で、東証一部企業のアイドママーケティングコミュニケーションの決算を解説します。

アイドママーケティングコミュニケーションが30日発表した2020年3月期連結決算は、主力の販売促進支援サービスが堅調だったものの、電子棚札事業の先行投資費用が利益を押し下げ、増収減益となった。

前期に行った2件のM&A(企業の合併・買収)が通期で業績に寄与し、売上高は過去最高だった。期末配当は1株当たり9円で、中間配当と合わせて年18円とした。

販促支援は堅調 先行費用で減益 アイドマ3月期 - 北日本新聞社

しかし、2020年4月24日の記事では、本業に関しても下方修正予想だった。

アイドママーケティングコミュニケーションは23日、2020年3月期の連結業績予想について下方修正した。電子棚札事業の先行投資費用として約2億円を追加計上したことや、新型コロナウイルスの感染拡大で3月以降の広告出稿が減少したことなどが影響した。

売上高は前回予想比4・4%減の93億7千万円、経常利益は27・1%減の7億6500万円、純利益は25・0%減の5億4千万円を見込んだ。

先行投資で下方修正 アイドマ業績予想 - 北日本新聞社

コロナ禍の中でも堅調なアイドマMC

有価証券報告書を読んでいても、コロナウイルスに対する不透明感は滲み出ていますが、事業環境リスクとして上げている内容にはコロナに関する言及は拡大防止の努力をすることと、今後への不透明感の表明くらいでした。

他社の決算発表には、コロナの文字が踊っているのが現実ですが、アイドマMCは強いビジネスモデルを作っているのではないでしょうか。

今後にも期待しています。

余談ですが・・・

アイドママーケティングコミュニケーションの大株主情報を見ていましたら

1位が株式会社シュリンプバレー 40.31%

2位が蛯谷貴社長 21.09%

でした。(2020年3月31日現在)

圧倒的な筆頭株主のシュリンプカンパニーってどこなんだろうと眺めていると

シュリンプ・・・えび・・・蝦

バレー・・・谷

あ! 蛯谷!!

蛯谷貴社長の資産管理会社のようです。

それにしても素晴らしいネーミングです!