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みんな入りたいホワイト企業ランキングが発表されました

2020.12.11

会社に求めることは、「働きやすさ」「やりがい」「賃金」などさまざまな条件があるでしょう。
働くのであれば誰もがブラック企業よりはホワイト企業で働きたいと考えるはずです。
ホワイト企業ランキングが毎年発表されていますが、実際にホワイト企業にはどのような企業が選ばれているのでしょうか?
また、ホワイト企業とはどんな会社のことを指すのか詳しく解説していきます。

2021年度卒版ホワイト企業ランキング

ホワイト企業総合研究所が毎年3月に発表しているホワイト企業ランキングは、企業の本質をまだ見極めることのできない新卒が就活しやすくなるようにランキングを発表しています。
そして、約12000社のデータを元に2021年卒版のホワイト企業TOP100が発表されました。
1位は3年連続で「三菱地所」が選ばれており、2位に「グーグル合同会社」、3位に「三井物産株式会社」が選ばれています。
TOP10のうち4社は大手総合商社が選ばれており、食品業界の企業は多くランクインしている印象です。

ホワイト企業とはどんな会社なのか?

ホワイト企業とは、従業員への待遇や福利厚生の充実している働きやすい環境の整う会社を指します。
人それぞれ会社に求めるものは異なりますが、一般的には次のような特徴がホワイト企業にはあります。

・会社の雰囲気が良く、離職率が低い
・残業が少ない
・有給休暇取得率が高い
・給与や賞与の支給額が高く、手当なども充実している
・福利厚生が充実している
・産休や育児休暇など女性も働きやすい環境が整っている

ホワイト企業で働くためには

ホワイト企業は誰もが働きたいと思う会社です。
働きやすい環境があれば離職することなく仕事を長く続けることができますし、仕事へのモチベーションも上がることで労働生産性も高まります。
しかし、ホワイト企業で働くには、その企業に必要とされる人材にならなければなりません。
企業側はホワイト企業として従業員の働きやすさを提供する努力をしており、従業員は会社に必要とされる努力が必要なのです。
つまり、相互努力の上で成立する関係であると言えます。

今働いている環境が決してホワイト企業とは言えないという方もたくさんいるでしょう。
労働環境に疑問や不満を持っている場合には、弁護士や労働組合に相談してみてください。
企業側の努力がないのであれば、従業員から労働環境の改善を求めることは可能です。
一人ではホワイト企業を作り出すことは難しいので、プロの力を借りて今働いている環境の改善を目指しましょう。